闘病記

大腸内視鏡も!?

 食道がんの治療方針が基本的に「外科手術による摘出」という事になりながらも、実は消化器内科で受診した先生から食道がんが見つかったら念のために消化器系は確認した方がいいという事で、既に「超音波内視鏡」を受診しましたが、大腸の方も必要という事で今度は下の方からのカメラ診察である「下部(大腸)内視鏡」を4月30日(火曜日)に受ける事に。

 この年で大腸内視鏡は初体験です・・・。色々噂を聞いてしまっていたので、より怖いな~っていうイメージだったんですが、何が辛いって・・・朝からひたすら下剤を飲み続けて・・・飲み続けて・・・・・飲み続けて・・・・腸内を綺麗にしないと当然内視鏡の視界が悪くなるので・・・とりあえず腸内に残留物が無くなる迄ひたすら・・・・・下剤・・・・下剤・・・。ただ、前から思っていたんですが自分は下剤が・・・・効きにくくないか?。体質的な物なのか、下剤が合わないのか解りませんが、飲んだらすぐ便意がきますからと聞いていたのですが、1時間ひたすら飲み続けても・・・2時間飲み続けても・・・・あれ?・・・・。これやばくないか?という事で、下剤を飲みながら体に刺激をという事でストレッチとかして過ごしていたんです。3時間程経過したくらいでやっと便意が・・・。

 腸内が綺麗なったのかはよく分からないのですが、とりあえずもらった下剤はすべて飲み切ってしまったので、指示があった様に病院に向かう事に。この日は麻酔を使うという事で自分で運転しての通院はダメということで、奥さんに連れて行ってもらいました。

 受付を済ませて内視鏡センターで待っていると、診察室に呼ばれたのでここから内視鏡検査が始まります。といってもお尻出して横向いて、麻酔討たれて、お尻が変な感じになったらカメラが入っていた。って感じで痛いって感覚はまったくなかったので非常に助かりました。腸内洗浄具合は満点じゃないけど十分及第点!という事で無事検診ができるようです。

 色々検診で分った事が、自分は平均より腸が長いそうです。腸の長さなんて全く意識出来るものじゃないので、長いと言われてもねえ・・・。ある意味草食動物系ってことなんでしょうか。あと、ポリープがひとつありました。これは今から取っちゃいますね。という事でカメラを何をどうしたい?っていう感じで捻り動かして、除去ワイヤーを送り込んだらさくっとポリープを取っていました。後日、ポリープは良性だったと聞いてこちらは一安心。

 消化器内科の先生と検診後に少し話す時間があって、これで内科としてできる検診は全部やっておいたから、後は手術を頑張って乗り越えて下さい。と激励を受けました。

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