いろいろ紹介

古いHDDをUSB接続でデータを移してみる

 最近のパソコンのストレージを見てるとM.2接続のSSDが非常に多くなってきましたね。実際SSD搭載のパソコンを使ってしまうともうHDDには戻れなくなってしまいます。それくらい起動時間を始めとする読み込み・書き込みに起因するレスポンスが段違いなんですよね。3年前から仕事で使っているパソコンは場所も考慮してM.2,SSD搭載のノートPCを使っているのですが、デスクトップPCと比べるとどうしても非力になってしまうはずのノートPCですが、ほぼ違和感なく仕えているのはやはりSSDの恩恵が大きいのかなと思います。

 HDDが買って一年くらいでクラッシュしてしまったPS4もSSDに換装していますが、やはり読み込みやアップデートファイルの書き込みなどを見ていると非常に早くなっています。

関連記事
PS4のHDDがクラッシュしたのでSDDに換装してみる

PS4が立ち上がらない・・・。  世間ではPS5が発売され、徐々にPS4も終焉の時期が近づいてきているような時期に突入したのかな?と思わなくもないわけですが、実はPS4を購入したのが昨年のことなんです ...

続きを見る

 デスクトップからノートPCに移行すると不便に感じる点が一つあります。それが古いPCからのデータ移行問題ですね。USBメモリーやSDカードを使ってちまちま以降させてもいいというかそうしている方が大多数の気もしますが、それだと非常に手間がかかる訳で正直”めんどくさい”訳です。最近、SATA接続のHDDだけでなく、IDE接続のHDDを発掘してしまったので、さらにめんどくささ倍増・・・。

 規格が一つだけだったら、内臓HDDを外付けHDDに帰る事ができるHDDケースを購入すれば問題は解決なんですが、企画が分かれてしまうとケースを二種類も買う必要が出てきてしまいますし、そもそも既に消滅してしまったIDE企画のHDDケースが実在するのかも不明なわけです。困ったなーっておもってAmazonをぽちぽち探していたら、IDEもSATAも両方接続できるHDDアダプターを発見しました。

それがこちら

FIDECOという中華メーカーのHDDアダプターになります。こういうニッチな製品は中華製の独壇場の様な気もします。このアダプターには2種類あって、クローン機能のあるなしを選ぶことが出来る様です。まあ、SATAとIDEのSSDやHDDでクローンマスタードライブを作る気は全く無いので、自分はクローン機能なしのタイプを購入しました。

今までパソコン黎明期から生まれては消えていった接続規格ってどれくらい覚えて(知って)いますか?
パラレル(IEEE 1284)端子、シリアル(RS-232)端子、PS/2端子、SACI、SCSI、PCカード、IDEなどが有名どころでしょうか。SACIやSCSIなんかはUSBに駆逐された規格ですね。

HDDアダプターが届いた

 Amazonでポチって翌日には送られてきました。タイムセール祭などAmazonのセールの時は配送がパンクして遅配される事もしばしばあるのですが、こうしたセールを外せは翌日には届くので非常に助かります。

 中華製品という事でどんな感じで届くのかなって思っていたんですが、中々外装はしっかしとしています。ただ、中華製品あるあるで外装には製造メーカーなどは一切書かれていません。あと、クローン機能搭載の上位機種と同じ箱を使っているようで、ついていないはずのストレージ接続、クローン機能、USBハブ機能、クイックチャージなどがついている様です。この辺のいい加減さもさすが中華製って感じですかね。

 さだ、先にも言いましたが、梱包状態はどうしちゃったのと思うくらい非常にきれいなんです。

自分の経験則でいけば、こうして綺麗に梱包されている商品は正常に動く確率が非常に高いですね。逆にどんな梱包やねんって思う商品はすぐ壊れたり、そもそも動かないという詐欺ちゃうん?って思われる商品を引き当てる可能性が高いですね。

 こちらが接続部分というかアダプターの本隊になります。綺麗に袋詰め?されています。大きさは思った以上に小さいなというのが感想です。

 USBケーブルとACアダプターが入っていました。コネクタ端子部部をみると青色のパーツが使用されている所からUSB3.0対応のケーブルです。AVアダプターは12V、3A出力の物が入っています。PSE JETマークと製造会社名もしっかりと刻印されています。

 日本語の取り扱い説明書が入っているのですが、所々日本語がおかしいです。中国語を自動翻訳機を使って日本語に変換したままを文章を記載している感じです。まあ、ニュアンスで分らなくもないので大きな問題にはならないっぽいですが。

  袋から本体を取り出してみました。3.5インチ、5.25インチIDE← ↓2.5インチIDE →2.5インチ、3.5インチSATAのコネクターがそれぞれついています。4ピンの電源コネクターは3.5インチ、5.25インチのIDE機器専用の電力供給ケーブルになります。・・・2.5インチIDEってほとんど触れた機械がないのでよく覚えていないのですが、電源ケーブルって必要なかったかなあ・・・。まあ、届かない所から考えればIDEコネクタに電力供給部分がくっついているんでしょうね。

 こちらが今では非常に少数派というか、ウィンドウズXPの時代には駆逐されてしまっているIDE接続のHDDになります。このHDDはWindows2000を使用していた時のマスターHDDになります。容量は120GB!今ではマイクロSDカードですら256GBとか容量があるので、データ圧縮技術って凄まじいものがありますね。

Team microSDXCカード 128GB 高速転送UHS-1 日本国内10年保証 SD変換アダプター付属 正規品

 さっそくHDDを取り付けてみました。めっちゃ楽勝です。ただ、コネクターが軽く刺さっているだけなので、かなりグラグラします。使用する時は平面直置きしてコネクター部分が動かないようにする必要があるっぽいです。あとは、ACアダプターをつなぎ、USBケーブルでPCと繋いでスイッチオン!。HDDが起動すれば、簡単に認識してくれます。あくまでもHDDに通電して円盤が回って読み取り部分が動かないとダメです。(当たり前ですが) ただねえ・・・・10年以上動かしていなかったHDDなので、通電はしてるみたいなんですが円盤が動いているけはいがないんですよね・・・。円盤軸のベアリングが固着している感じでしょうか。

 動いてくれないとドライブとして認識してくれません。ここからはまさに自己責任になってしまうのですが、HDDアダプター電源のオンオフを繰り返して、モーターを駆動させてベアリングに負荷を掛けつつ、ケースを叩いて刺激を加えます。5分くらい繰り返したでしょうか、そのうち円盤が動きだし、ガラガラガラとHDD特有の音が鳴り恥じるとドライブとして認識してくれるようになりました。HDDは精密機器なので軽く衝撃を与えただけでもデータを書き込む円盤が傷ついて不良セクターを発生させたりひどい時はクラッシュしてしまう事があるので気を付けてください。

おまけで、2.5インチSATAHDDも取り付けてみました。こちらのHDDはさらに驚愕の100GB!中のOSはWindowsXPだった記憶があります。

なかなかすごいのは、こんな感じで接続するとそれぞれ認識してくれるところですね。この辺りは非常に楽でいいです。

実際に使ってみて

 いとも簡単にHDDを認識してくれるので、自分の場合の様にHDDが動かないといった状況に陥らない限り、非常に便利なパソコンパーツだと言えます。使わない時はケーブルなどは外しておけば全く場所も取りませんし、このHDDアダプターは非常にお勧めの一品です。

-いろいろ紹介