つぶやき

JR東海キヤ97系レール運搬車

キヤ97系とは?

 JR東海がレールを運搬する為に製造した車両になります。その変わったシルエットが特徴で、運転車両だけが申し訳ない感じで取り付けられた貨車を改造したようにも見る事ができます。二両で一編成を組んでいる様で、25mの定尺レールを運搬しているそうです。

 JR東海のサイトによると、

 国内初の気動車による在来線用のレール運搬車両として2007年に製作されました。25mの定尺レール運搬用と、200mのロングレール運搬用があり、いずれもレール運搬用の荷台と運転台を備えています。
 従来は機関車がレール運搬用貨車を牽引する形でレール輸送を行っていましたが、気動車タイプとすることにより車両の入換作業や車両を牽引するための機関車を無くすことができました。

JR東海ホームページより

何か変わった車両が止まってる

 JR東海道線の岡崎駅から少し南に進んだ場所に、この周辺を保線工事が行われる時には保線車両が停められている待機線になにやら変わった車両が止まっていました。
 なんなんですかね、この運転席だけ取り付けられた車両は・・・。と思ってよく見てたら、なにやらレールが何十本も積まれています。ここで気付いた訳です。「これがレール運搬車か!」と。こんな形状なので、パンタグラフを付ける場所がないので気動車みたいですね。

 ここは先ほども述べましたが保線車両がたまに待機している場所という事で、自分が撮影している反対側には保線用の資材などを置く場所がある様で、作業員の人達が集まってきたので、もしかしたらこのレール運搬車からレールを下すのかな?と思ったのですが、中々作業が始まらないので、残念ながら確認する事ができず・・・。

こうして、普段見かける事のない特殊車両を見かけるとワクワクします。

キヤ97と正対するように小さな機関車が止まっていました。JRのホームページでは紹介されていませんが、色々な車両を紹介されている方のサイトを参考にさせて頂くと「保線用車両TMC501」という車両みたいです。汎用性のある車両の様で、近畿日本鉄道(近鉄)でも運用されているっぽいです。

 後ろにある貨車にレールを乗せて、レールの入れ替え作業を行うっぽいですね。作業自体は鉄道が運休時間に行われているのもあってみた事がないですが・・・。

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Nゲージでキヤ97系が発売されていましたが、こちらはロングレール用のバージョンの様ですね。

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