いろいろ修理

PS4のHDDがクラッシュしたのでSDDに換装してみる

PS4が立ち上がらない・・・。

 世間ではPS5が発売され、徐々にPS4も終焉の時期が近づいてきているような時期に突入したのかな?と思わなくもないわけですが、実はPS4を購入したのが昨年のことなんですよね。覚えている方もみえるかと思いますが、1万円引きのキャンペーンがあってそれで遅ればせながらPS4を購入したんですが・・・ゲームは息子と一緒にモンスターハンターを少しやっているくらいだったのですが、むしろyoutubeの動画を見ながら息子が踊ったり歌ったりしているのが主だった感じですかね。

 そんな感じの使い方なんで、PS4自体を酷使していなかったはずなのに、いきなりHDDがクラッシュして電源を立ち上げてもHDDを認識しなくなってしまいました。うーん、さすがソニー・・・・ソニータイマーは健在のようです。ゲームデータなど全くバックアップしてなかったのでセーブデータは勿論全滅・・・。

 HDDが動かないとPS4は起動すらしない為、早急な修理が必要となってしまいました。PS4からHDDを取り出してみると、2.5インチのHDDが使用されていました。

 PS4のHDDは本体の裏側にあるHDDベイで取り付けられている形になっているので、ドライバーでネジを一ヶ所取り外すと簡単にHDDを取り出すことが出来ます。

HDDからSSDに換装しよう

 このままHDDをHDDで交換しても面白くないので、500GBのSSDを導入してみる事にしました。自分のPCでもSSDを導入していてその高速化を体験済みですので、PS4も起動やデータ読み込みの高速化を期待したい所です。

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 今回はこちらのsandiskのSSDを使ってみる事にします。HDDの頃からSandiskはトップメーカーで信用度が高いと思っているので、少し割高でも安定してくれるのが一番です。クラッシュで交換ですので少しでも安定性を求めてしまうのは仕方ない事かな。

 そうそう、今回HDDの交換修理を自分でやるという感じに話が進んでいますが、自分で修理する場合、メーカーの保証がなくなってしまいますので、もし自分と同じような症状でなんだHDD交換って簡単なんだなと思って自分で交換する場合、「自己責任」であるという事は理解しておいてください。

 さらに、交換する前に新しく交換したSSDにインストールするシステムソフトウェアを用意する必要があります。PCでPlayStation.comの「PlayStation 4システムソフトウェアアップデート」ページにアクセスして「PS4システムソフトウェアを再インストールする」の項目の所の「再インストールファイル」のボタンをクリックしてファイルをダウンロードします。PS4UPDATE.PUPというファイルをダウンロードするはずです。USBメモリーに「PS4」というディレクトリーを作成してその中に先ほどダウンロードしたファイルを移動またはコピーします。PS4というディレクトリー以外に移動させても再セットアップが行われませんのでここは注意してください。

 システムファイルの入ったUSBメモリーの準備ができたら、いよいよHDDの換装作業に移っていきます。といっても、PCの自作経験のある方なら鼻歌交じりで交換できてしまうかと思います。

 こちらがおなじみのAmazonにて購入したSanDiskのSSDになります。HDD、SSDだけでなくSDカードなどでよく見かけるパッケージデザインですね。最初1TBにしようかとも思ったのですが、そんなにゲームしないしなあと思って500GBを選択しました。

 SSDも手元に届いたので、PS4からHDDを取り出す事にします。

 製造ロッドによって多少造りがことなるのですが、自分の持っているPS4では裏側にHDDベイを隠すカバーが取り付けられていたので、これをスライドさせて取り外します。

 カバーを取り外すと、こんな感じに2.5インチのHDDベイが見えるので、黒いフィルムの様な持ち手をつかんで引っ張り出すのですが、その前にHDDを固定しているネジを1ヶ所取り外す必要があります。

 見えますかね・・。カバーの爪を引っ掛ける場所に挟まれる様にネジが一つ見えますよね。このネジを取り外します。ネジを取り外すと、HDDが取り出せるので、先ほど見た黒いフィルムみたいな持ち手を持って引っ張り出します。

 上の写真では既にSSDとHDDが付け替えていますが、HDDをとりはずすとこういった感じでケースにHDDが固定されているので、ネジを取り外して新しく購入したHDDやSSDととり替えて再びねじ止めします。

 ここまで来たら、手順を逆回転するように、ケースを押し込んで、ネジで固定させて、カバーを取り付けます。これで、換装作業は終了です。正直10分もかからずに交換できるかなと思います。

次は、システムファイルのインストール作業に移行する事になります。

 システムファイルとダウンロードしたUSBメモリーをフロント側のUSBスロットに刺した状態で、電源ボタンを7秒以上押しっぱなしにします。電子音が鳴った後しばらくすると再び電子音が鳴るとセーフモードが立ち上がりますので、指示に従っていけばシステムのインストールが完了します。(この部分は全く写真を撮っていなかったので、端折った説明で申し訳ないです・・。)

 正直ここからシステムのインストールが完了した後に、システムのアップデートで最新パッチにする作業が自動で行われていきますが、かなりの時間放置プレイしていた記憶があります。(自宅で作業すれば通信速度なども早いのですが、作業した場所がwi-fiを中継器を使って無理やり繋げている様な場所だった為、少々通信速度に難があったのも影響しているのかな?)

 HDDからSSDに交換した事で、起動時間が体感的にもかなり早く感じますし、ゲームのロード時間も短縮されてかなり読み込み時のイライラ感は低減したかと思います。ただ、PCでHDDからSSDに交換した時の様な劇的な変化は感じなかったので、本体側のデータ転送などにボトムネックがあるのかもしれませんね。

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